2011年04月17日

幸福の黄色いハンカチ

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昨日は第10回「こども落語教室」。新しい生徒さんがまた一人増えました。

その後、家族は出掛けましたので、家で一人、先日録画しておいた「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」を観ました。
「駅」でも共演した高倉健、倍賞千恵子のコンビは最強ですね。
ネタバレになるかも知れませんが、最後の再会は、倍賞さんが健さんの鞄を手に取り、寄り添うように家に入る二人がロングショットで映し出されます。
絶叫も抱擁もないこのラストシーンは、昔の私ならきっと物足りなかったことでしょう。
でも、今は「ただいま」「おかえりなさい」という二人の会話が聞こえるようで、深く静かに心に染みます。

そういえば、「こども落語教室」で「間(ま)」が大切であることを教えました。
万感の思いは沈黙の中にこそあるのかも知れません。
posted by 葵家 金太郎 at 11:39| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

恋愛適齢期

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先週、ひっさしぶりに妻と二人で映画を観に行きました。ご存じ、マイケル・ダグラスの「ウォール・ストリート」です。
ハッピーエンド(バブルを予感させるのはおそらく皮肉かな)にはやや拍子抜けでしたが、ゴードン・ゲッコー健在で満足しました。

そして、単純な私はあっという間に映画のスイッチが入ってしまい、これまたひっさしぶりにTSUTAYAでDVDを借りまくりました。
「恋愛適齢期」「第9地区」「アイアンマン2」「シカゴ」。
実は「恋愛適齢期」は観たことがあるのですが、ジャック・ニコルソンが大好きなので、また観てしまいました。やっぱり良かった。

マイケル・ダグラスもジャック・ニコルソンも声が良いですね。声と言えば、ケビン・ベーコンも好きです。

私も声「は」良いと言われたことがあります。「は」は余計ですが。
posted by 葵家 金太郎 at 21:56| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月02日

男寅次郎E〜夕焼け小焼け〜

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今回は、第17作「寅次郎夕焼け小焼け」。何というか、落ち着いて楽しめる、後味の爽やかな作品です。もう何度も繰り返し、観てしまいました‥(^-^)
この作品を支えるのは、今は亡き二人の大女優。

一人はもちろん、今回のマドンナである、播州龍野の芸者、ぼたん役の太地喜和子さん。
「絶対に譲らへん、一千万円積まれても譲らへん!一生宝もんにするんや!」
まさに牡丹の花のような、鮮やかな明るさに、芯の強さを秘めた美しさを見事に演じていました。早逝されたのが本当に惜しい。

そして、もう一人は、池ノ内青観(宇野重吉)の初恋の人、志乃役の岡田嘉子さん。
「私、近頃よくこう思うの。人生に後悔はつきものなんじゃないかしらって。 ああすればよかったなあ‥という後悔と、もうひとつは、どうしてあんなことしてしまったのだろう‥、という後悔‥。」
日本とロシアで、二人の男性への愛を貫いた岡田さん。龍野の静かな夜の志乃さんは、岡田さんそのものではなかったかと。

寅さんとぼたん、青観と志乃さんが見つめているもの。それは、未来と過去‥。ぜひ一度、観て下さいね。落語で言えば、素晴らしいオチが待っています。
posted by 葵家 金太郎 at 22:28| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月12日

男寅次郎D〜口笛を吹く寅次郎〜

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今回は‥ほろ酔い(どろ酔い?)で帰った一昨日の夜、無性に観たくなった第32作「口笛を吹く寅次郎」です。
マドンナは竹下景子さん。正直言って、この映画を観るまで、こんなに素敵な女優とは知りませんでした(三択の女王かと‥失礼!)。家族思いのお寺の娘、朋子さん。柴又駅で別れる時のうるんだ瞳が切なくて‥あれっ、恋の病が伝染ったかな?
舞台は備中高梁。寅さんが、博の父親の墓参りに訪れる。

「はぁー‥先生、しばらくだなぁ。オレだよ、寅だ。覚えてるか?」
水をかけ、ウイスキーをかけ、線香を焚く。
「葬式には来れなかったんで、今頃やって来た」
ウイスキーをかざして、飲む。
「オレは元気だよ。あいかわらずのフーテン暮らしで、嫁さんももらえねぇけどな。これは持って生まれた性分でしょうがねぇや‥ヘヘヘ。博はちゃんとやってるからな」
枯葉を払いながら、
「さくらとも仲良くやってるし、なんの心配もいらねぇよ」
しゃがんで手を合わせて拝む寅さん‥。

墓参りとは、こんなに美しいものかと。何度観ても、心が温まるシーンです。
それから、とらやに若いカップルを泊めた夜、二階が気になって落ち着かないおばちゃん‥笑えます!
では、おいちゃんとおばちゃんの馴れ初めは?‥落語の「宮戸川」、お花・半七だったのですね!
posted by 葵家 金太郎 at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

無責任男A〜日本一のゴマすり男〜

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「えらいやっちゃ、おだてろ、ゴマすって、のせろ!」という訳で、「日本一のゴマすり男」です。
後藤又自動車に入社した中等(「なかひとし」と読みます。「ちゅうとう」じゃないよ)は初日から失敗して、仕事は封筒の宛名書き。よ〜し、それなら、ゴマをするぞ!と‥。
係長の趣味が釣りなら、「私も昔から釣りが好きで‥」とお伴する。
課長の趣味がゴルフなら、「今はやっぱりゴルフ!」‥とお伴する。
部長が新居へ引っ越すなら、後輩を引き連れて、それ〜っと引越のお手伝い。
常務のお宅が大掃除なら、引越を切り上げて、それ〜っと大掃除のお手伝い。
社長令嬢とパイロットの恋を取り持ち、自社の飛行機を売り込み。
社長から、ついに認められ、ニューヨーク支店長へと大出世する。

笑ったのは、係長が「課長がお呼びだ」、課長は「部長がお呼びだ」、部長は「常務がお呼びだ」、常務は「社長がお呼びだ」‥で、ようやく社長室へと向かいながら、「何だよ。初めっから、そう言ってくれよ‥」というシーン。う〜ん、やっぱり笑えないかも‥。
社長役は東野英治郎(カッカッカッ‥の黄門様ですね)、社長令嬢役は中尾ミエ(!)。パイロット役の藤田まことは、怪しい大阪弁の日系三世で、あまりにハマって大笑い。引越を手伝う後輩役として、何と加藤茶も出てま〜す。
posted by 葵家 金太郎 at 23:04| 東京 ☔| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

無責任男@〜日本一のホラ吹き男〜

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「クレージーキャッツ 日本一ボックス」。どれから観るか、大いに悩んだのですが‥「日本一のホラ吹き男」にしました!
三段跳び選手の初等(「はじめひとし」と読みます。「しょとう」じゃないよ)は、西北大学の4年生(こりゃ、どう見ても早稲田ですな‥)。練習中のケガでオリンピックを断念。失意の中、故郷で発見した先祖のホラ吹き一代記に発奮し、大企業の益増(ますます)電機に入社して、ホラを吹いては、それを叶え、守衛から役員まで、三段出世するというお話。
最初から最後までハイテンションで歌い、踊る、そして走る‥。「雨に唄えば」のジーン・ケリーも及ばないよ。

「無責任男」とは程遠い真面目な植木さん。『スーダラ節』を歌うことに悩み、僧職であった父に相談すると「この“わかっちゃいるけどやめられない”というのは、親鸞上人の教えと同じ真理だ。頑張って来い」と諭されたのは有名なエピソードですね。
植木さんこそ、最高のエンターテイナー。こうして今、その姿を楽しめるのは‥幸せです!
posted by 葵家 金太郎 at 05:53| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

男寅次郎C〜ハイビスカスの花〜

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「男はつらいよ」シリーズ。気がつけば、DVDも7本になりました。今回はリリー(朝丘ルリ子)4部作のトリ。第25作「ハイビスカスの花」です。

リリーが入院したと聞き、場所も聞かずに飛び出す寅さん。大嫌いな飛行機に乗り、フラフラになって、沖縄の病院にたどり着いた。
「淋しかったんだろ、ひとりぼっちでなあ‥もうオレがついてるからから大丈夫だ」
寅さんは、おばちゃん手作りの佃煮をリリーの口に運びながら、
「おまえも沖縄まで来て、病気してよ‥どんな苦労したんだ、ん?」
何も言わないで、微笑むリリー。寅さんも黙って、じっと見つめる。

この時の寅さんの優しい目だけでも、この作品を観る価値はありますよ!(何だか最近、寅さんに恋をしてるような‥いや、そんな趣味はありませんので‥。)
ネタばらしになるので多くは書きませんが、ラストシーンが素晴らしい!旅に生きる二人。寅さんとリリーの絆を感じるのです。
posted by 葵家 金太郎 at 23:03| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

男寅次郎B〜忘れな草〜

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すっかり寅さんにハマった金太。またまたDVDを買っちゃいました。今回は‥初めてリリーが登場した第11作「寅次郎忘れな草」です。

寅さんの親父の27回忌。そうとは知らず帰って来た寅さん。仏壇の前で経を読む御前様を見て、あいかわらずの勘違い。
寅さん「あ〜、おいちゃん、逝っちまったか!」
ふと見ると、おいちゃんが居る。
寅さん「いや、おばちゃん‥お?さくらは達者だな。博は元気だろ‥じゃあ、誰だ?あ〜、裏のタコがとうとう逝ったか!」
タコ社長「わわわ」
寅さん「そっか、まだ生きてたか。じゃあ、誰が死んだ!えっ、このオレか?冗談じゃねえ。オレはこの通り‥」
おいちゃん「バカ!おまえの親父だ!」

いきなりこれですよ!「そこつ長屋」って落語を思い出しました。御前様役の笠智衆さんが最高!
心に残ったのは、さくらの「お兄ちゃんは、愛をたくさん持ってるから上流階級よ。」というセリフ。形のないものにこそ、本当の価値がある。しかし、何度観てもいい男だねぇ‥いよっ、日本一!
posted by 葵家 金太郎 at 23:54| 東京 ☀| Comment(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

男寅次郎A〜相合い傘〜



アマゾンから届いた、「男はつらいよ 寅次郎相合い傘(第15作 1975年)」。さっそく観ました。素晴らしい!90分間、泣き笑いっぱなしでした。
メロンの分け前がないと、怒った寅さん。リリーにたしなめられると、拗ねてとらやを飛び出す。やがて雨‥。仕事帰りのリリーが気になって戻った寅さんに、さくらが傘を押し付けた。駅前でそっぽを向いた寅さん。改札を出て気づいたリリーが微笑む。相合い傘の二人‥。

「迎えに来てくれたの?」
「ばかやろう、散歩だよ‥。」

『カサブランカ』も足元に及ばない名シーンですよ。(全編、名シーンの連続だけどね。)何度観ても飽きないのは、名人の落語と同じ。大、大、大満足です!

posted by 葵家 金太郎 at 05:52| 東京 ☀| Comment(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

男寅次郎@〜紅の花〜

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NHK衛星第2放送で毎週土曜の夜放映してきた「男はつらいよ シリーズ全48作」映画。とうとう昨夜は千秋楽。第48作「寅次郎紅の花」でしたかわいい
何となく観てきたのですが、第45作あたりから、寅さん(渥美清)の衰えがはっきり分かって‥ちょっと辛かったもうやだ〜(悲しい顔)
そして、最終作。寅さんは、シリーズ最多、4回目の共演となるリリー(朝丘ルリ子)と奄美大島で暮らしていました。いつまでも変わらず、優しく楽しい、不器用で臆病な寅さん。そして、人生の酸いも甘いも知り尽くして、寅さんに寄り添うリリー。そんな二人の姿に胸が締め付けられるような思いがするのは何故だろう?
昨夜は山田洋次監督が出演。全シリーズの中で強いて最も好きな作品は?とのイジワルな質問に、やはりリリーが2回目に登場した第15作「寅次郎相合い傘」を挙げてましたね。さっそくアマゾンで注文しちゃいました〜わーい(嬉しい顔)。届いたら、のんびり飲りながら観ま〜す。

寅さんとリリーが今も奄美大島で、笑ったりケンカしたりしながら、仲良く暮らしているような気がしてなりません。ありがとう、寅さ〜んexclamation
posted by 葵家 金太郎 at 10:38| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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