2011年05月29日

負けるのは美しく

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先日亡くなられた児玉清さん。紳士という言葉が相応しい数少ない俳優の一人だったと思います。

昨日、児玉さんの自叙エッセイ集「負けるのは美しく」を読み終えました。
温和な風貌や物腰とは想像もつかない、反骨精神にあふれた若かりし頃。それ故に映画会社や監督とぶつかり、冷飯と苦汁を味わった日々。

「足を踏み入れたとたんに馬鹿にされ、どうにもそれが口惜しく、それだけで俳優の世界に踏みとどまってしまった…」
「…どうせ負けるのなら、美しく負けよう。このことにこだわっていれば、もしかしたら、嬉しい勝ちの日を迎えられるかもしれない。いやこれは冗談だが、すべては負け方にあり、負け方にこそ人間の心は現れる、としきりに思うことで、心が静まったのだ」

こうして信念を貫いた、児玉さんの人生の勝ち負けは、今さら言うまでもないでしょう。

私も来月また一つ歳を重ねます。振り返れば恥の上塗りばかりの半生ですが、「負けるとも美しく」と心に刻みました。

歩みは遅いかも知れませんが、児玉さんのような60代、70代を目指して、まだまだ、まだまだ精進します。一歩、一歩…。


posted by 葵家 金太郎 at 12:15| 東京 ☔| Comment(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつになったら、満足な人生を過ごせるのだろうか?と思いながら今月1つまた歳を重ねました!
Posted by k-wave at 2011年06月29日 22:08
返事しなくてごめんなさい。いよいよ来年は中学。早いね。
Posted by 金太 at 2011年10月11日 02:58
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